スポット参戦となる筑波スーパーFJシリーズ第3戦。
5月とは思えない猛暑の中でのレースとなり、選手・マシン共に暑さとの戦いにもなりました。

8時40分より公式予選(20分)がスタート。「筑波は現在の活動拠点で、第二の故郷」という前田選手は、前日の練習走行からの暑さ対策が功を奏して12周目に参加ドライバーの中でただ一人1分を切る”59.979”というタイムで見事に今季2度目のポールポジションを獲得しました。

                                         

12時30分、雲一つない青空の下で赤いシグナルが消え、高鳴るエキゾーストと共に決勝レース(18LAP)がスタート。オーバーテイクの難しいこのサーキットは、優勝するためにはホールショットを奪うことが鍵になります。前田選手はスタートを見事に決めましたが、なんと1コーナー手前でマシンが失速。ギアが1速から4速に入ってしまうという痛恨のミスで、順位を4位まで落としてしまいます。
最終ラップまで前を走るゼッケン”67”の小谷選手と激闘を繰り広げましたが、小谷選手の巧みな走行の前に順位を上げることが出来ず、4位でチェッカーフラッグを受けました。(その後、規定重量が足らず決勝順位が抹消となる)

第二の故郷である筑波で改めてレースに勝つための難しさと厳しさを教えてもらった前田選手。これらの教訓を活かし、これから迎える真夏のレースではポディウムの頂点に立つ姿を期待しています。